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本日は腰痛で悩まれている方向けに冷却の必要性と予防効果についてお話しいたします。

 

熱からを腰を守る

やかん温めれば血流がよくなり一時的に腰の痛みが和らぐからと一生懸命に温める方がいます。

しかし「気持ちが良いから」「痛みが和らぐから」良いのだろうと腰を無闇に温めつづけると実は腰痛を悪化させたり、取り返しのつかないことになる恐れもあるのです。

特に炎症がある場合は組織破壊を進めたり、熱によるタンパク変性(熱変性)により関節軟骨に影響を及ぼすことがあります

氷バケツらいら整体院でもアイシングを勧めると多くの方が「冷やすのですか?」とびっくりされます。

捻挫やスポーツ選手などがアイシングすることはイメージとしては有るようですが、腰痛や膝の痛みなどに関しては冷やすより温めるのが一般的な考えのようです。

しかしながら、捻挫・スポーツ障害は勿論、関節痛や慢性の痛みにせよ冷却法は非常に効果的です。アイシングの効果は、知っていると知らないでは、腰痛改善に大きな違いが出るので是非ご一読ください。

 

身体は常に熱を捨てようとしている

人間は常に熱を捨てようとしています。怪我をしたり、慢性的な症状で回復力が落ちてる方は、患部に炎症症状が有る場合が殆んどで、炎症により発痛物質なども多くなり痛みを強くします。

症=熱です!

炎症が起きてさらにたくさんの熱を捨てようとしますが、あまりに熱がひどいと熱を出すことができなくなってしまいます。

そこで熱のコントロールを氷と水を使って冷却の出番です!!

熱を抜いてあげることで、身体は正常な働きを取り戻すように回復転機を取ってくれるようになります。反対に、温めれば気持ち良くても治療は長引き、急性的な痛みに対しては火に油を注ぐことになります。

また腰痛の原因となる骨盤や背骨などの骨や軟骨の主成分は半分ちかくがタンパク質のため炎症が続けば徐々に熱変性(変形)する事になります。例えるとゆで卵が固まる変化がそうです。 

卵

卵は一度あたためると通常はもとに戻す事は出来ませんよね。

当然ながら、ヒヨコに孵す事も出来ません。人も同様で、熱が過剰に蓄積すると、細胞は死んでしまうのです。

炎症が有る場合は冷却をすることで炎症がおさまり痛みも鎮静し熱変性から身体を守ることができます。そして冷却法は正しく行なえば、たとえ炎症がなくても組織や関節に悪影響や破壊を起こすことは無く炎症や組織の変性・関節の変形の予防にもなるのです。(治す事も大切ですが破壊を防ぐことも重要になります)

 

腰の冷却

腰アイシング

  1. 骨盤から腰にかけて30分冷却
  2. 1日に何度冷やしていただいてもかまいません
  3. ただし、1度冷やすと次の冷却まで最低1.5~2時間あけてください

冷却を開始して初めの5分間くらいは、神経が過敏になり、痛いような冷たいような感じがする場合があります。しかし、それ以降は痛みや冷たさも殆んど感じず、炎症や鬱熱(うつねつ)が強い人ほど気持ち良く感じることが多いようです。 冷却が終了すると「冷やしても痛くならないですね」「冷やすと気持ちが良いですね」と言うお言葉を頂くこともしばしばあります。

「冷えても痛くない」が治るという事で、「温めないと痛む」のはただの鎮痛効果だけで、対症療法に過ぎず結果的には症状を長引かせ悪化させる要因にもなります。

 

熱による背骨へのダメージと腰痛

背骨に疼くような症状は強い炎症症状がある事を示します。関節内部に熱が発生してるサインです。しかし熱が発生しているにも関わらず、「冷えると痛むから」「血行を良くした方が良い」などの誤った考えから温める方がいます。腰痛の人に温泉が好きな人が多いのも特徴の一つです。

腰痛当然ながら関節の内部温はさらに上昇し、その状態が続くことにより関節軟骨の主成分であるコラーゲンが徐々にゼラチン質へと熱変性してしまいます。(ゼラチン質は煮凝りの様なもので崩れやすいため、軟骨は脆弱になり擦り減りやすくなったり、潰れやすくなり変形します。)

 

熱変性による変形を予防するには熱を取る事です。

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背骨をダメージから守ってあげるには、氷による冷却方が最も効率が良く安全な対処法です。タンパン質はマイナスの温度域にならない限り冷やしても変性や組織を障害することが無いからです。それを可能にするのが純粋に水で作った氷です。

痛みを和らげる事も勿論重要ですが、変形したら元の状態には戻りません!大変です!!

熱変性を予防するには、どんな薬や治療よりも、局所冷却が副作用の心配もなく、最も安全で効果的です。もちろん軟骨だけでなく、皮膚、筋肉、骨(骨の柱もコラーゲン)などタンパク質組成による物は同じことです。

 

なぜ氷でなければダメなのか?(安全性と湿布との違い)

どっちがいい?

腰痛の患者さんに「氷でないとダメなんですか?」「湿布ではダメですか?」と質問される事が良くあります。その時、我々は「氷でないとダメなんです」と答えます。それにはもちろん理由があります。それは氷だからこその安全性と効率性があるからです。

氷で冷やす事の安全性

image02なぜ氷で冷やすのが安全なのか?

A. それは温度が一定に保てるからです。(それには条件があり、融け始めた氷を使う事です。)

融け始めた氷の温度は0℃を保ち、決してマイナス温度(-0℃以下)にはならないからです。凍傷(タンパク変性)はマイナス温度にならない限り起きません。 一方、アイス○ン・保冷剤(食品に付いてくる様な保冷剤)・コールドスプレー等は危険です。それは温度が一定ではなく殆んどがマイナス温だからです。肌に直接付ければ数秒から数十分で凍傷になる恐れがあります。  

 

湿布薬ではダメなのか?

湿布

前章で氷による安全性と効率性がお分かり頂けたと思います。らいら整体院でも、冷却法についてお伝えした際に湿布薬ではダメなのか良く聞かれます。安全性と言う面では湿布カブレに注意されれば良いのですが、効率性は非常に悪く急性症状や深部の冷却には殆んど効果が出ません。

使用するのであれば冷却後に補助的な目的で使用すれば冷却の効果をある程度持続させる事ができます。その場合、長時間湿布を貼り続けてしまうと逆に湿布は乾き熱はこもってしてしまうので注意が必要です。ですので、長くとも2時間位で剥がすか、張り替えるようにしてください。あくまでも冷却の間の補助として使用されることをお勧めします。

また現在流通している湿布は薄手の水分を殆んど含まない物が多く、薬剤のみの鎮痛作用を目的とした物で冷却効果はなく冷却とは別物と考えてください。強い炎症症状・腫脹は湿布だけでは効果は期待できません。

冷却法が遥かに効果的なのです。

 

局所冷却法(アイシング)は大変優秀な治療法の一つです

冷却法は腰痛・関節の変形予防・疲労回復・熱中症予防などに留まらず、医療では脳溢血(脳内出血、慢性硬膜下血腫、出血性脳梗塞 etc.)における全身低体温療法などにも使用されています。

それは氷の持つ安全性と効率性があるからです。

サッカー日本代表元監督のイビチャ・オシム氏も脳梗塞からこの治療法で奇跡的に復活をしました。しかも意識障害や記憶障害がほぼない状態での復活です。今年、開催されたロシアワールドカップでの取材を元気で受けるオシム氏をTVでご覧になった方もいるのではないかと思います。そう、この全身低体温療法なくして今も元気なオシム氏を見ることなど出来なかったのです。

 

同じ冷やすのでも氷で冷やす事と他の物で冷やす事は同じ様に見えても安全性や効率性が全く違うのです。氷の代用品は無いとお考えになられて結構です。

間違った冷却法は凍傷などを引き起こす危険性があります。冷却をされる前に不安な時は当院か冷却法に精通された医療施設などに一度ご相談ください。

 

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